土壌pHの重要性
この写真はキャベツを栽培している圃場全体の写真です。
同じ日に定植したはずなのに、生育が大きく違う様に見えませんか?
分かり易く拡大してみると、赤線の左側と右側で生育がまるで違っています。
なぜこの様な違いが出てしまったのでしょうか・・・?
実は・・・「土壌pHの違い」でここまでの差が出ています。
赤線の左側では、これまでお茶が植えてあり土壌pHは4.5程度と非常に低くなっています。
それに対して赤線の右側の土壌pHは6.5程度とキャベツを栽培するのに適した土壌pHとなっていました。
この事例はもともと酸性土壌を好むお茶が植えてあった場所にキャベツを植えた事で生じた例です。
作物によって最適な土壌pHは異なりますので、新たな作物を植える際は可能な限り「土壌分析」を行い、作物を植える前に土壌pHを整えてあげましょう!