タマネギ・ジシアン化成の効果
秋に定植を行い、春に収穫を行う春どりタマネギは栽培期間が長いことから、栽培期間中に追肥を何回も行う方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな春どりタマネギで追肥回数が多く困っている方にお勧めの「ジシアン化成シリーズ」の使用事例についてご紹介いたします。
↑:ジシアン化成区(基肥+追肥1回区)
↑:慣行施肥区(基肥+追肥3回区)
上の2枚の写真はそれぞれ「ジシアン化成区」と「慣行施肥区」を撮影したものです。
「ジシアン化成区」では、降雨による肥料流亡を抑える事で肥効が持続する「ジシアン化成シリーズ」を使用して追肥を省力しています。
使用しているのは、(基肥):「ジシアンプラス562」、(追肥1回):「ジシアン化成570」となります。
「ジシアン化成区」は追肥の回数が少ないにもかかわらず、地上部の生育が慣行施肥区と変わらないのが分かるかと思います。
また、収穫時の球肥大も追肥回数の少ない「ジシアン化成区」の方が良好で、収量も増収する結果となりました。
ネギ類は根量が少なく、根傷みしやすい作物です。
栽培期間の長い春どりタマネギは、春先以降急激に生育が旺盛となることから以下の2点が重要となります。
・春先に向けて初期生育時から体力のある株づくりを行うこと
・栽培期間を通して肥料を切らさず安定的に効かせること
今回の事例では追肥の省力を行うため、ジシアン化成区では基肥の施肥窒素量を慣行施肥区よりも増やして施肥しています。
ジシアン化成には以下の特長や効果が期待出来る事から、施肥窒素量が多い中でも根を傷めずに体力のある株づくりが出来たと思われます。
また、施肥効率の向上によって追肥省力化でも安定的に肥効を維持出来たことで慣行施肥区よりも収量が勝る結果になったと考えられます。
①ジシアンジアミドの効果で施肥効率が向上し、肥効が長続きする
②肥料濃度が急激に上がりにくいため、根にやさしい肥料
作物の栽培ポイントを捉えながら特長のある肥料を活用することで、作業の省力に結び付くだけではなく、増収も目指す事が出来るという事ですね。
春どりタマネギの施肥にお困りの方は是非、「ジシアン化成シリーズ」の使用を検討してみてはいかがでしょうか?
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