排水対策(暗渠)の重要性
この2つの写真は秋田県で栽培されている「そば」の発芽状況を撮影したものです。
上の写真では圃場全体で発芽している事がわかりますが、下の写真では水が溜まった場所で発芽が上手くいっていない事が分かります。
隣同士の圃場なのに、この違い(差)はなぜ起きたのでしょうか・・・???
実は上の圃場では「暗渠(もみ殻)」が設置してあります!
暗渠によって排水対策がしっかりされた圃場は発芽が良好になり、排水不良の圃場は水分過多、酸素不足によって発芽不良が発生しています。
いくら播種、施肥作業を丁寧に行っても、これでは安定収量の確保は厳しくなってしまいます。
近年は多雨、集中豪雨も多く発生していますので、排水対策をしっかり整えたいところです。